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■ 5/20 東京:ベルサール六本木

[Adobe スペシャルティップス1:Illustrator 編]

 フリーイラストレーターとして活躍されているオーテマティックの大寺 聡氏にIllustrator C S4 の新機能をご紹介いただきました。

 大寺氏の作業環境は、2年前に発売されたMacBook Pro 2.4GHz Intel Core 2 Duo に4GB のメモリを積んだものにワコムのインテオス3 A4 タブレットをつないだものと、4年前に発売されたPower Mac G5 デュアル 2.7 GHz とのことですが、いずれの環境でもCS4 は「動作もスムーズで、サクサク使えている」とのことです。

 まず、CS4 から作業ウインドウの管理が“タブ”で入れ替えられるようになり、煩雑になりがちなウインドウの整理が簡単になった点を評価していただきました。タブから切り離すことで従来のような表示スタイルにすることももちろん可能。また、複数のウインドウを同時に表示させる場合でも“ドキュメントレイアウト”ボタンによって、「様々な表示スタイルが選べるのも使いやすい」と好評でした。

 「現在は、ロボットなどメカの描写と人物イラストの制作が多い」と言う大寺氏は、今回もそれぞれの下絵を用意され、それを元に実際にどのように制作を進めているかを解説していただきました。大寺氏はペンタブレットを使用されていますが、「マウスよりもタブレットの方がスピーディに操作できるので、グラフィックだけでなく文書作成など一般の作業にもオススメです」とのことです。

 CS4 で搭載された“塗りブラシツール”はタブレットの筆圧感知機能と併用することで「手描きの微妙な筆のタッチが表現できる」と、従来のブラシツールと比較しながら説明。さらに、カラーガイドも「進化している」と、より使いやすくなった使用感を紹介されました。ビビッド・ソフトパレットをよく利用されているそうです。

 ロボットなどメカ系のイラストは“押し出し”や“回転”などの3D ツールを駆使しながらも、独特の温もりを感じさせる作風の制作過程を垣間見ることができました。また、CS4 の新機能である“アートボードを編集”は、複数のアートボードを手間いらずで別々のファイルに書き出せるので「アニメーションを制作する際などにも重宝しそう」とのことです。

 総括として「これまでのIllustrator は、切り絵を組み合わせていくイメージで作品を作ってきたが、CS4 にアップグレードしてからは、プラモデルを組み立てるような感覚で立体的に組み上げている」とIllustrator CS4 の使用感を語っていただきました。

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